つけの つぶやき

ただただ宝塚95周年前後や好きな方を愛でるブログ

お盆だから。

お盆だからって 言っていいことと悪いことがあるかもしれないけど

忘れたくない事だから。

 

中学3年の3月、 卒業残り2日後に控え、高校入試が近づき 心が落ち着かなかった日。

あの日は曇だった。

学年での卒業式の練習が終わったときいつもなら来ない校長が 来た。

「多分自転車の事か。」

自転車のマナーが悪い中学だったから そんな事を思ってた。

けど 

「〇〇さん(Aさんとする)が亡くなりました」

??? 頭が追いつかなかった。

校長が発した名前は 仲が良かった 友達のだったからだ。

今でも 覚えている。

あの校長の 悔しそうな 顔を。

頭が真っ白になった。

意味が分からなかった。分かりたくなかった。

Aさんは 中学2年の頃同じクラスだった子だ。

同じ誕生日、 血液型も同じだった。名簿番号が前後で いつの間にか仲良くなってた。

国語が得意で 頭も良かった。

運動は出来る子ではなかったけど 本当に面白かった子だ。

あまりに 気があったから 双子だねなんて。言いあってた。

 

「なぜ亡くなったかは 学校には伝えられていません。」

なんとなく察した。 察しざるを得なかった。

今でも そういうことではないと信じてるし

その事実が本当であったとして 信じない。

 

泣いた。 泣きまくった。 たった1年同じクラス

だっただけだけど。

その年から転任してきた担任も 泣いていた。

それを見て泣いた。

 

お通夜に参加した。 

やっぱり亡くなっていた。 夢じゃない。

ベッドじゃなく 棺の中で 寝ているAさん。

頭が追いつかなかったからか分からないけど

もう思い出せない。 

 

入試まで 数日だというのに 全く勉強が手につかなかった。

塾の自習室には行くけど 下を向いたら 涙が出てきた。

ああ これが 嘘であってくれ。

何度も思った。

 

 

卒業した。 入試も受けた。

本当は Aさんも受ける予定だった高校に。

一つ空席な机が虚しかった。

 

第一志望は行けなかったけど 高校へと合格した。

 

4月 Aさんの事がが頭を何度もよぎった

私が死ねばよかったのに。なんて。

部活に入り 友だちのおかげで なんとか楽しくやれる事が出来た。

けれど 一人になったら 中学3年のその日の私に戻った。 今思うと本当に辛かった。

 

9月 運命の出会いをした。

宝塚歌劇団

舞台メイクは衝撃的だったけど あのキラキラした世界の魅力に取り憑かれた。

そして そこで 緒月遠麻さん という存在にも出会えた。

緒月さんを見たら 現実の事を忘れられた。

少し 立ち直れた。

ファンの方と お会いしたり 遠征する事が楽しくて仕方なかった。

もっと立ち直れた。

少し モヤモヤしながらも。

 

そして

時は過ぎ

2017年 2月。

中日劇場で 

星逢一夜/Greatest hits

を観劇した。

 

忘れ残りの唄(星探しの唄Rep)

忘れ残りの唄(星探しの唄Rep)

 

星逢一夜は その日のより前に 見たことがあったし 別にその時も泣いたわけじゃなかった。

 

けど

 

一揆の前

反対する農民もいる中

彩風さん演じるちょび助が こうつぶやいた。

「おれはやりてぇ。」

彼は 自分の子供を ''亡くしていた''

 

舞台が終わる直前

咲妃さん演じる泉が 紀之介を刺そうとした。

未遂だったとしても。

彼女は 旦那を''亡くしていた''

 

けれど2人は 中学の私の様ではなかった。

悔しさを 何かに昇華するべく 行動していた。

なのに私は ずっとクヨクヨしていた。

数年経っていたのに ずっと。

何も動けないままだった。

中学生のままだった。

 

そんな事に気づいた時 人目を気にしなければ大声を出して泣いていただろう。

本当に涙が出そうになった。 

同時に その悔しさ噛み殺し 子供のために生きてゆく 泉の姿を尊敬した。

何もかも失った。 けど 唯一残った子供の為に生きていく姿に 本当に憧れた。

劇のお話だけど。

 

それから 私は何か変わったのだろうか。

分からない。

けど 一つ行動をしてみた。

それは ここでは言いたくないから言わないけども。

それが 実現できたら 話したいな。

 

 

これからも 人の別れは 何回も腐るほどあるだろう。忘れてしまうくらい。

けど  私は Aさんとの別れを一生忘れない と思う。

 

Aさんは きっと紀之介だ。

見えないけど どこかにいるのだろう。

私は 泉? おこがましいかもしれないけれど。

 

そうだと思うから

今でも 私は  空を見上げてしまうのだと思う。

星逢一夜を 信じて。