つけの つぶやき

舞台の話を気ままに。

WSSのアニタとストーリー思い出し

WSSのキャスト発表キター!!!!!!!!

 

やーついに来ましたね。 とても嬉しい配役だったので 記事にしました。

 

和希そらさんが アニタ役!

なぜ 嬉しいのか。 それは 四季ver.を観たときの感想から 話し始めないといけません。

 

 

四季のWSS

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観劇時の キャスト。

(上川さんと岡村さん目当てで観に行ったのは内緒)

 これいつのかな? と調べたら

去年の8/23でした。

 

去年の事だし 1回しか観なかったので記憶違いなところもあるかもだけど 一応記憶をまとめてみる。

 

アニタに魅せられて

私が見た時のアニタ役(宙は和希さん)は 岡村美南さんでした。

1幕は いいお姉さん/彼氏持ち のリア充女性。 大人っぽくて余裕に満ちた女性。

 彼氏がいざこざの中心メンバーである事は十分承知しているけど 対立に関しては

「まあ 自分には被害ないし いっか」ってくらいの認識だったって 感じ。

岡村さんが踊られてるシーンは 迫力があって

思わずオペラグラスを上げてしまったくらい カッコよかった。

1年以上も経っていて 宝塚とちがって 映像も一部しかない故に じゃあどこが凄かったか? っていうのはボヤーっとしていて マンボのあの圧倒されるイメージしか ない。

(マンボのシーンとっても凄かった。)

けど アニタの芯の強さ マリアの唯一の理解者。浅黒い肌であり且つ美しさが際立って妖艶さもある あのアニタが本当に素敵だった。アニタの立場になりたい と本気で思った。

 

幕間までは。

 

2幕

1幕の終わりで彼氏が死に、

彼氏の妹は 彼氏を殺した犯人と愛し合っている。

私も絶対 悔しさと憎さと怒りと...もうとりあえず負の感情しか湧かない。

実際アニタもそうだった。

そして、1幕のあの精神的な強さとは対照的な女性の弱さ(体力的なもの)が際立つのが2幕。

どの場面だか忘れてしまったけど

アニタは 彼氏の敵のグループに絡まれる。

襲われる。

 

いや、言葉を選ばないでいこう。

レイプされるのだ。

 

レイプのシーン 私は思わず顔を塞ぎたくなった。

なんて社会だ!!と叫びたくなった。 それくらい衝撃的なシーンだった。

抵抗できないまま 身を任せざるを得なくなる。

この時  から本格的にアニタ

2つのグループの対立を憎み始めたんだと思う。

 

2幕のアニタで印象的だったのは 1幕と違い

クスリとも笑わない姿だった 。

あんなに酷い目に会い続けているのだから当たり前だと思う。けどそれがなんとも印象的で。

 

ここまで読んでくださってるならネタバレ気にしないという方だと考え、

結末を話すと、

最後 話の中心メンバーのうち 男性だけが死ぬ。

アニタや ヒロイン(アニタの彼氏の妹)は死なない。

なんとも 女性は強し というのが感想。

今までの女性のイメージやこの作品のベースとなった ロミジュリでは ヒロインも死ぬ。

「この対立は 無意味である」 

という印象を付けるためには カップルの死はセットであるのが定石だと 私は今までの経験やイメージから勝手に判断していた。

けれど WSSは違う。

死んだ男と 取り残された女

その明確なコントラストから 映し出される

「対立の虚しさ」

が強烈に客席まで届いた。

 

思い出してみると 主人公よりも アニタの印象ががっつりすぎた。

当時は結末があっけなさ過ぎて 腑に落ちない

ところもあったけど

思い返すと素敵な作品だった。 もう1.2回は観たかったな。

 

和希さんアニタ

話は変わって本題の和希さんアニタ

こういう印象を四季ver.で受けたから

男役故の 強さを引き出すにはうってつけの役だと思う。

娘役さんは 可憐な方が多いし アニタが男役さんな事に異論はない。

まどかさんのお姉さん的な存在ってのが嬉しいねー

どんな感じになるんだろうか?

ダンスナンバーや歌のナンバーがあるから

巧い和希さんが抜擢された事に喜びしか感じない。

あまり和希さんに言及できないのは 宙組さん去年のシェイクスピア/ホッタイ 以降観れてないんからなんですよね 宙組さんの時いっつも忙しくて(言い訳)

知らないのに「ここがイイ!」とか言わないとがポリシーなので(おい)

 

はー、本当に楽しみだ。宝塚だから 番手とか気にしちゃうとかなしだからね!

すみれコードぶっちぎりな レイプシーンはどうなるんだろうか? とか気になるけど

大事なことを思い出した 

つけは梅田公演まで観れないぞ!!!!!!!!!!!

 

...レポを沢山見ます(号泣)