という名の、「うたプリ マジLOVEスターリッシュツアーズ、サイコー!」と自分語りになります。
スタツアとの出会いと2022年の私
振り返ると、2022年は厄年でもないのに厄が付きまくっていた。国家試験に合格し、長年の夢であった医療従事者となったが
・仕事場での孤立、同期との明らかな扱い差別
・最年長の同僚に嫌われる
・新型コロナウイルスに罹患
・罹患中、父が末期ガンを告知される
...メンタルは底辺まで落ち込んでいた。
私自身は今までポジティブな性格だった分、あまりの気持ちの落ち込み様に家族にも心配をかけた。
毎日死にたいと思うようになり、父や徐々に弱っていく患者さんに関わると 私が代わりたいと思う様になった。
汚い話だが、風呂に入る気力がなくなり2~3日風呂に入れなくなったり、職場や父の事で涙が止まらず腹痛や頭痛に悩まされた。
友人がメンタルをやられ、休職したことをしり私も休職しようか?と考えたところまできた。
そんな時に、「うたプリの映画が公開されるらしい」という話をきいて、何故か「私も行きたい」と思った。
うたプリのことはほとんど知らないのにも関わらず。
アニメやゲームにほとんど触れてこなかった人生だったのにも関わらず。
たしかに昨年、脚本/演出家が好きでチケットを購入した宮野さんや諏訪部さんが出演された朗読劇を拝見していたし、友人にもアニメファンがいたからいわゆる声優さんやアニメには縁遠くない環境ではあった。
あの時、なぜ無数あるアニメ映画作品の中でうたプリになったかは分からないけれど
シンプルに「映画でライブをする」ということに強く惹かれたんだと思う。
職場の別部署の同期がうたプリファンだったため、誘って2人でみた。
シンプルに
人生が変わった
クルクルと表情が変わり、沢山の歌を届けてくれる、スターリッシュの7人
そして 映画館で スターリッシュに届けと言わんばかりに ペンライトを振り応援をし、「楽しかったね」と笑顔を見せ帰っていくファンの方々。
泣けるくらいに胸がいっぱいになった。
こんなに温かい世界があるのだと。
死にたい、もうこの世界に未練などない。と思っていた私が
うたプリに出会い、「このコンテンツがある限りは死ねない」と思う様になった。
ちなみに入場者特典は、一ノ瀬トキヤさんと神宮寺レンさんだった。
そこからは、月1~2回、メンタルがやられそうになると「スタツア見よう」と通うようになった。
決してファンの方々からすると多い回数では無いけれど ファンの方の笑顔をみて、そしてスターリッシュの方々をみて
「よし! 明日も頑張るぞ!」と元気をもらった。
辛くしんどい仕事の日々。人間関係に疲れ、辛い時はスタツアの曲を聞いて元気をもらった。
気がついたら、スタツアに初めて出会ったのは秋から冬にかけての年末に近い時期だったのにも関わらず、AppleMusicが分析した私の2022年に1番聴いた曲は「マジLOVEスターリッシュツアーズ」になった。
2022年の私は うたプリに支えられたのだった。
スタトレ サンシャインをみた
2023年、11月26日
私は 映画館にいた。
スタトレ サンシャインを見るために。
2023年の私は、
9月に父を看取った。
10月に1年半在籍した職場を離れ、
11月から学生時代よりいつかはやってみたいと夢見ていた訪問の仕事に転職した。
うたプリに出会って、元気をもらったからこそ
ここまで支えられ生きてこれた。
いつかは、と思っていた夢を叶えるために動けた。
うたプリがいたから今の私がいる。
感謝の気持ちをライブビューイングから伝えたかった。
ふらっと立ち寄った映画館のグッズ売り場には偶然にも 初めてスタツアを見た時に特典で引いた神宮寺レンさんのアクスタが 残り1つ、残っていた。
運命だと思い、購入させてもらった。
開演後
周りには、幸せそうに応援するファンの方々。
歓声。 悲鳴のような喜びの声。
幸せが満ち満ちていた。
スタトレでは、
何度も何度も聴き、幾度となく励まされてきたスタツアで披露された楽曲だけでなく 別アルバムからのソロ曲も披露されていた。
正直、私はスタツア以外のうたプリコンテンツに触れていなくて 知らない曲達ばかりだったけれどどれも名曲で 何度も聴きたい曲ばかりだった。私が知らないだけで 沢山の名曲達が私を待っているのだと思うと胸がときめいた。
私は アニメこそ見ないけれども声の演技がとても好きで、朗読劇に行くのが最近の趣味のひとつになっているのだけれど。
出演者の声優の方々の「演じることと並行し、歌唱し且つパフォーマンスを行う」という2つも3つも同時に並行して細微な調整が必要な事柄を軽々と行うことにとても驚いた。
実体は見えないけれど確実ににスターリッシュが見える。それが最後まで途切れずに届く。 素晴らしい方々が影で支えているからこそ
スターリッシュはスターリッシュとして輝くのだと思った。
アンコール後、最後の挨拶で「今様々な状況で、辛い思いをしているかもしれない中見に来てくれている子もいるかもしれない」といったニュアンスの挨拶をされている方がいらっしゃった。
その瞬間、胸がじーーんとした。1年前の私に伝えたい言葉だと思った。
辛い日々だったけれど、スタツアをみて歯を食いしばった。 スタトレを笑顔で見ることが出来てる。
本当にスターリッシュに感謝の気持ちでいっぱいになった。
最後に
スタツアは、私の人生を支えた作品のひとつとなった。
それは、作品だけでなく
名前も顔も知らないけれど、たまたま一緒にみていたファンの方々の応援という名の愛情に触れたこともひとつ。
1年間、私が生きてこれたのはスターリッシュやファンの方々のおかげです。
本当にありがとうございました。
一生続け!スターリッシュ!!
蛇足ですが
父が亡くなる4ヶ月前、最後に2人きりで出かけた時に回した人生最後のガチャに出てきたものは
神宮寺レンさんでした。
私の人生の極些細な節目にぴったりと寄り添ってくれるのは不思議と神宮寺レンさんなのでした。